SQL Server 2000 には Windows 認証と SQL Server 認証という2つの認証方式があります。SQL
Server認証は、古いバージョンのSQL Serverとの互換性のためであり、基本的には Windows 認証を使用します。
認証モードには、Windows 認証と SQL Server 認証の2つをサポートする混合モードと、Windows 認証から選択することになります。98/Me
では、SQL Server 認証しかサポートされていません。
ここで、認証にはデータベースのセキュリティログインと、データベースのユーザがあり、認証方法によりストアドが違うので注意が必要です。
セキュリティログイン
操作 |
SQL 認証 |
Windows 認証 |
セキュリティ ログインの追加 |
sp_addlogin |
sp_grantlogin |
セキュリティ ログインの拒否 |
- |
sp_denylogin |
セキュリティ ログインの削除 |
sp_droplogin |
sp_revokelogin |
※ sp_adduser, sp_dropuser は互換性のためのもので、sp_addlogin, sp_droplogin
を使うこと。
また、sp_grantdbaccess により、セキュリティ アカウントの追加とデータベースで操作する権限を同時に付与することができます。
操作 |
SQL 認証 |
Windows 認証 |
セキュリティユーザの追加と権限の付与 |
sp_grantdbaccess |
sp_grantdbaccess |
セキュリティユーザの削除 |
sp_revokedbaccess |
sp_revokedbaccess |