|
|
|
.NET Framework V1.0 では、フォルダを選択するダイアログがサポートされておらず、 自分で作るとか、未サポートのメソッドを使うとか、VBコンパチライブラリを使う必要がありました。
.Net Framework V1.1 では、FolderBrowserDialog が標準でサポートされるようになり、楽になっています。
|
|
(1) MSDN
FolderBrowserDialog クラス (2) アットマーク・アイティ [フォルダの参照]ダイアログを使用するには?
|
|
Visual Studio 2003 を開いてみてください。 次のように、ツールバーに FolderBrowserDialog があるのがわかります。 これは、Visual Studio 2002 には無かったものです。
使い方は、至って簡単で、ツールボックスから、フォームへドラッグ&ドロップすれば、自動的に組み込んでくれます。
呼び出し方 |
呼び出す場合は、ボタンが押されたときのイベントで、
private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e) { DialogResult result = this.folderBrowserDialog1.ShowDialog(); if (result == DialogResult.OK) Console.WriteLine("Folder = " +
this.folderBrowserDialog1.SelectedPath); }
という感じで呼び出してあげればOKです。 |
ツールボックスを使わない場合 |
FolderBrowserDialog fDialog = new FolderBrowserDialog(); DialogResult result = fDialog.ShowDialog(); if (result == DialogResult.OK) Console.WriteLine("Folder = " + fDialog.SelectedPath);
というように直接インスタンスを宣言して、呼び出してあげればOKです。 |
プロパティ |
RootFolder | 参照の開始位置とするディレクトリを に設定します。 |
SelectedPath |
最初に選択されるパスを指定することができます。デフォルトでは、Desktop になっています。 |
ShowNewFolderButton | 新しいフォルダの作成(M)ボタンの表示・非表示を選択します。 |
Description | 追加の情報を表示できます。下図の赤枠参照。
|
|