新旧 PC 速度対決  Pentium 4 Dual + Hard Disk vs i7 860 + SSD

メインマシンを i7 860 + SSD に切り替えましたが、あまりの速さに、昔のPC との比較のビデオを作成しました。

比較対象は次の通りです。

古いPC

  • CPU Pentium 4 D 2.8GHz
  • マザーボード P5LD2-V
  • DDR2 SDRAM 2GB
  • ハードディスク Hard Disk
  • Windows 7 32bit

新しいPC

  • CPU i7 860
  • マザーボード P7P55D-E EVO
  • DDR3 SDRAM 4GB
  • ハードディスク Real SSD 128GB
  • Windows 7 64bit

ビデオは次の順番に撮影しています。

  1. 電源ONから、ログイン画面まで
  2. ログインから、デスクトップ表示完了まで
  3. Visual Studio 2010 起動まで
  4. WPF プロジェクトの作成完了まで

なお、ウィルスソフトなど、起動時に影響される可能性のあるソフトやサービスはオフにして、なるべく素の設定で比較できるようにしてあります。

結果

左がこれまでのPC、右が新しい  i7 860 + SSD

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=GeFHjGuzKfs&hl=en]

OS起動時は、同じタイミングで電源ボタンを入れていますが、P7P55D-E EVO は起動チェックなどが遅いようで、スタートダッシュでだいぶ出遅れています。その分を差し引くと

  1. Windows を起動していますメッセージから、ログイン画面まで  35秒 対 18秒
  2. ログインから、デスクトップ表示完了まで   7秒 VS 3秒
  3. Visual Studio 2010 起動まで  20秒 VS 5秒
  4. WPF プロジェクトの作成完了まで 40秒 VS 4秒

ということで、圧倒的に早いです。Visual Studio で開発されてる方は、SSD載せ替え、おすすめです。

ハードウェアによるPCの高速化

これまでの開発環境は、Pentium D に 2GB メモリ、普通のHDD という状況でした。このため、スコア的には、4.5 で、使えなくはないけれど、早くはないという感じでした。

image

ところが、最近はTweetDeckでツイッターを横で見ながら、iTunes でミュージックビデオ見ながら、VS2010で開発しながら、Expression3Blend でデザインしながら、Expression 3 Web でウェブページを書きながら、Expression 3 Media でエンコード()しながら、VirtualPCでテスト環境を裏で動かして動作確認しながら、アウトルックでメールを読みながら、IEで検索をかけるというとんでもない状況になりつつあり、アプリケーションを切り替えないと動きが取れない状況になっていました。

おまけに、Pentium Dなので発熱がものすごく、フルに稼働させると小型扇風機で風を送らないと熱暴走してしまうというとんでもない環境でした。2006年ぐらいに作ったマシンをだましだまし使ってきたのですが、さすがに限界です。そこで、次期開発マシンにアップグレードすることにしました。

アップグレードの目標は次の通り。

  1. 高速ディスクアクセス・・・VS2010などかなりディスクアクセスで食われている感じなので、ディスクの高速化が必要。Real SSD という SATA 3.0対応の SSD が発売になっていたので、これに決定。
  2. クアッドコア化・・・Pentium D クアッドコア(HTなし)で、CPUをほぼ使い切って、CPUボトルネックが出ていたので、最低でもクアッドコア。価格的に i7 860 がこなれていているので、これに決定。
  3. 64bit・・・Virtual PC /Server を走らせようとすると、メモリ空間が最低でも 4GB 必要で、将来的に 8GB, 16GBと拡張する可能性がある。このため、OS は Windiws 7  64bit OS化する。
  4. グラフィクス・・・グラフィクスボードは NVIDIA 7800GS  PCI Express x 16 を使っているが、3Gゲームをするわけではなく、グラフィクス性能はこの程度で十分。予算が10万円なので、グラボは見送り。
  5. ハードディスク・・・4つのディスクで、1GB程度あるのだけれど、電力消費が大きく、無駄なので SSD をシステムドライブとし、2TB の Hard Disk を用意。これはバルクデータ置き場とし、高速処理が必要なものは、SSDの一時置き場で対応するようにする。

 

作業はこんな感じ。

  1. 100526-075338 古いケース
  2.  100526-080214マザーボード、電源、ディスクなどを撤去
  3.  100526-080409これが電源
  4.  100526-080905まず電源を取り付ける
  5.  100526-080954マザーボードは ASUS P7P55D-E EVO これは、STAT 3.0, USB 3.0 で最高 6Gbps での通信が可能。Real SSD のアクセス速度を満たし、将来的にマルチモニタ(4面以上)を考えた場合、PCI Express x 16 が2本ほしいので、このマザーに決定。
  6.  100526-081120マザーボードのパーツ
  7.  100526-084537メモリは Crutial 2GB x 2本
  8.   100526-084605CPU は、Inten i7 860 (クアッドコア)
  9.  100526-092031マザー、グラボ、メモリ、CPU を搭載したところ。まずはこの最小構成で起動確認。
  10.  100526-092504 100526-092605 無事起動を確認したところで、Crutial Real SSD 128GB を搭載する。
  11. 100526-093504SSDは、2.5 inchなので、3.5 inchベイに入るようにハーネスを買ってきた。これは、3.5 inchベイ1つに、2.5 inch2台搭載可能なもの。
  12.  100526-094059次に、Hitach STAT 2TB 7200 RPM
  13.  100526-161357 これらをすべて組み込んで完成。

スコアはこんな感じ。

image 旧システム

image 新システム

グラフィクスにひきずられて、最低スコアが4.7で、今までのPCと変わらない。

しかし、

プロセッサ 4.5→7.5

メモリ 5.2→7.5

プライマリハードディスク 5.5→7.3

となって、劇的な高速化となっている。

SSDは正解でした。体感的には、3倍、4倍という感じがします。

むしろCPUは i7 860 までの性能はいらなかったかもしれない。よっぽどすごいことをしない限り、CPUがボトルネックになることはなさそうです。

Windows 7 x64 新システムの構築

これまで、Pentium D で作業をしていましたが、

iTunes でミュージックビデオを視聴しながら、

Visual Studi 2010 、Expression Blend 3 、Expression Web、Expression Media を切り替えながら、

WPFの開発をしながら、

TweetDeck でツイッターしながら、

Outlook でメールを取りながら、

Windows Live Writer でブログ書きながら、

うらで Virtual PC でテスト環境を走らせ

という状況で、いい加減限界に来ていたので、新規システムを導入しました。

これまでのスコアはこのぐらい。

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Windows 7 on Virtual PC

Visual Studio 2010 Beta 2 を入れようと思って、Virtual PC 上に Windows 7 をインストールしてみた。仕様としては、正式にサポートされていなので、まともに動かなくてもしかたないのだけれど、問題2点あり。

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インストールは問題なく終わったのだが、なぜかマウスのクリックが効かない。バーチャルマシーンの追加機能をインストールしても、解決せず。デバイスマネージャ上も特にエラーが出ていないので、原因不明。回避策として、リモートデスクトップで接続すれば、問題なく使える。

もうひとつ問題があり、パフォーマンスが悪い。ホスト側でアンチウィルスソフトの例外として VHD, Virtual PC を除外しても、改善せず。バーチャルマシーンの追加機能をインストールすると、Vista だとそこそこのスピードで動くようになる。今回は、むりやり Windows 7 をインストールしたのだが、追加機能はWindows 7用ではないはずなので十分なチューニングがなされていないのではないか。ちょっとこのスピードだと、使用に耐えない。Virtual PC for Windows 7 対応してくれないかな。

Windows 7 に Virtual Server 2005 R2 SP1 をインストールできない

Windows 7 に Virtual Server をインストールしようとすると、

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というプログラム互換性アシスタントダイアログが表示される。

オンラインで解決策の有無を確認する ボタンを押しても、

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というように、解決策が見つかりませんとなり、インストールできない。

インストーラの setup.exe を右クリックして

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互換性のトラブルシューティングを選択し、プログラムの互換性ダイアログより”推奨設定を使用する”を選択してみる。

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すると、Windows 互換モード: Windows XP (Service Pack2) ディスプレイ:標準、UAC:標準

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を選択し、プログラムの開始ボタンを押すと、ジャーン

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だめ。

しかたないので、Virtual PC 2007 SP1 をインストールして、とりあえずそれで動かそうと思ってインストールしてたところ、こちらはすんなりインストールできた。

Virtual PC を実行してみると、必要なバーチャルマシン モニタドライバが見つかりません。とダイアログが表示されて動かない。

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あれ?っと思って、管理者モードでインストールしなおしたら、無事起動した。

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さて、Virtual Server が使えないのは、困った。

eee PC 1000HE 届いて、速攻で Windows 7に化けた

注文していた eee PC 1000HE が今日の夕方届きました。

20090404 eeePC 002

PC DEPOT で 2GB メモリ、16GB SD カード付きで 47700円。

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意外と大きい。

バッテリーも9時間もつ6セルなので、1.5Kgぐらいで、かなりずっしりくる。

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Windows XP が標準で載っています。

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裏側はこんな感じ。すぐさま、1GBメモリを取り出して、2GBに交換。

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D: ドライブに Windows 7 Build 7000 をインストール。

一応、安全のため、C: ドライブの XPは残して、デュアルブート。

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風呂からあがってみると、もうWindows 7 の設定画面になっている。早っ!

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設定はすぐ終わり、あっさり Windows 7 が動いてしまった。

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インテルのチップセットは、Aeroにも対応。

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ハイパースレッド。

20090404 eeePC 012

無線LANも、デフォルトのインストールで問題なし。

ただし、デフォルトではイーサーコントローラーと、ACPIのドライバーが未対応。

20090404 eeePC 016 20090404 eeePC 021

イーサネットは、ASUSからVista用をダウンロードして、問題なく動く。

意外と、早いじゃん!いい感じ。