.NET Micro Framework 4.0 Features

Microsoftは、組み込みシステム向けの開発および実行環境である「.NET Micro Framework」の大部分をオープンソース化した。

今回のエンハンスポイントは次にような感じらしい。

  1. HTTP と HTTPs:
    System.Net.HttpWebRequest、System.Net.HttpWebResponse、および System.Net.HttpListener のサポート
  2. Multi-touch
    multi-touch イベントが、オブジェクト モデルと、エミュレータでサポート。 ジェスチャ サポートの再設計により高速化かつ柔軟性の向上。
  3. バージョン管理:
    以下、意味がよくわからないけれど、バージョン管理の強化。構築時と、デバイス上のアセンブリ バージョン番号で、厳密なバージョニング、および不足しているアセンブリの再配布。同じアセンブリで別のバージョン番号に属する型のサイドバイサイドロードとバインドをサポート。 バージョン番号を含む名前付けアセンブリのサポート追加。
  4. SSL および HTTPS のエミュレータ サポート:
    SSL および HTTPs エミュレーションをエミュレータでサポート。
  5. ネイティブ XML Parser:
    XML パーサー ネイティブ コードでパフォーマンスを向上。
  6. ネイティブのコレクション:
    コレクション クラスはネイティブ コードで実装され、Queue と Stackをサポート。
  7. 時刻の同期:
    新しい時刻同期 API により、システム時刻を指定したサーバーの時刻から自動または手動で同期。
  8. 任意の表示サイズ:
    760 KB を超えるビットマップをサポート、カスタムのヒープと割り当て領域を提供。
  9. 大きなバッファ:
    新しい型、Microsoft.SPOT.Hardware.LargeBufferをサポート。これにより、マネージド ヒープに収まるらない 760 KB を超えるバッファの割り当てが可能。
  10. ウォッチドッグと電力制御:
    電力レベルとウォッチドッグ動作の振る舞いの制御が、Microsoft.SPOT.Hardware.PowerState、Microsoft.SPOT.Hardware.Watchdog により可能。Microsoft.SPOT.Hardware.dll を使用して、マネージ アプリケーションから制御。
  11. 太いペンやグラデーション塗りつぶし:
    ウィジェットとコントロールをデザインするため、豊富なグラフィック モデルを提供。
  12. TinyCore パフォーマンスの向上:
    イベントのディスパッチとレイアウトで TinyCore のパフォーマンスを強化。

Visual Studio 2010 Beta 2

Visual Studio 2010 Beta 2 がダウンロードできるようになっていますが、その新機能は・・・

注意: 当然ながらリリース前なので、リリース時点でどうなるかはわかりません。

全体にで洗練されたデザインになった感じがします。トップページは、作業の開始、ガイダンスとリソース、最新ニュースがタブになり、見やすくなっています。

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新しいプロジェクトでは、.NET Framework 4 が標準でサポートされるようになっています。また、F#がサポートされるようになりました。F#は、関数型言語で、ML(Meta Language)の1つ。Beta 2では、プロジェクトに F#ライブラリ、F# アプリケーション、F# チュートリアル、F# Sliverlight ライブラリが用意されています。

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また、C#プロジェクトでは、ASP.NET MVC 2 Web Application プロジェクトテンプレートが用意されていてます。

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また、Office プロジェクトテンプレートでは、Office 2010 対応のアドインテンプレートが追加されています。いよいよ Office 2010 ですね。

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また、新しいプロジェクトテンプレートとして、Enable Windows Azure Tools が追加されており、Azure 対応が可能になるようです。

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さらに、SharePoint 関連のプロジェクトテンプレートが追加されていて、C# でパーツなどを開発できるようになるようですね。

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Silverlight も同列のプロジェクトテンプレートとして、Silverlight アプリケーション、ナビゲーションアプリケーション、クラスライブラリが用意されています。

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インストール関連では、InstallShield Limited Edition のプロジェクトが追加されています。

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今回、フローティングウィンドウが、Visual Studio のメイン画面の外に移動することができるようになり、マルチモニターの大画面で広々と使えるようになります。VS2008まではかなり狭かったので、思いっきり広く使えるようになります。

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Visual Studio 2010 では、Silverlight のプロジェクトテンプレートが追加され、今までより楽に Silverlight アプリケーションが作れるようになります。コントロールは現時点で次のようなものがあります。

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また、コードエディタで、コードを修正すると、左側に修正したところを黄色、緑色などで表示し、どこを編集したいのかわかりやすくなっています。

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ちょっとみただけで、かなり大幅な機能エンハンスが行われています。ただ、まだベータ2なので、かなり不安定なところがありますね。このため、Virtual PC上で復元ディスクをイネーブルにして試したほうがいいです。

インストール方法には、従来の DVD からインストールする方法に加えて、今回 Web Installer というものが追加されていて、Web Installer はわずか4.6MBです。この Web Installer を実行すると必要なものをネットからダウンロードしてきて、インストールを行ってくれます。

あと、 これまで Visual Studio Team System と呼ばれていた最上位バージョンは、Visual Studio 2010 Ultimate という名前になっています。

Microsoft Online Services

ここ

https://mocp.microsoftonline.com/site/default.aspx

で、Live Meeting Standard 5 ライセンスが月額 2350円でオンラインで買える。でも、最低5ライセンスから。

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そのほかに、こんなものが使える。

  • Microsoft Exchange Online
  • Microsoft SharePoint Online
  • Microsoft Office Communications Online
  •  

    Live Meeting は、会社で電話会議のときに使っているけど、サーバー運用費を考えたら、かなりお得。1ライセンスから売ってほしいなぁ~。

    Google の Go 言語

    最近?アナウンスされたようですね。

    http://golang.org/

    いまのところ、コンパイラーは、Linux, Mac OS X のみ。

    コンパイラーターゲットは、linux/amd64, linux/arm, linux/386, darwin/amd64, darwin/386, and nacl/386.

    実行サンプルはこんな感じ。

    $ cat >hello.go <<EOF
    package main

    import “fmt”

    func main() {
    fmt.Printf(“hello, world\n”)
    }
    EOF
    $ 6g hello.go
    $ 6l hello.6
    $ ./6.out
    hello, world
    $

    言語仕様は

    http://golang.org/doc/go_spec.html

    C++に似ている。強い型。並列プログラミング、Garbage Collection をサポートしている。ここまではOK。

    その一方で、&, * による address operators を持っていて、c, c++のような、

    &x

    &a[f(2)]

    *p

    *pf(x)

    という表記ができる。この時点でパス。その時代には戻りたくないなぁ~。

    Windows 7 on Virtual PC

    Visual Studio 2010 Beta 2 を入れようと思って、Virtual PC 上に Windows 7 をインストールしてみた。仕様としては、正式にサポートされていなので、まともに動かなくてもしかたないのだけれど、問題2点あり。

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    インストールは問題なく終わったのだが、なぜかマウスのクリックが効かない。バーチャルマシーンの追加機能をインストールしても、解決せず。デバイスマネージャ上も特にエラーが出ていないので、原因不明。回避策として、リモートデスクトップで接続すれば、問題なく使える。

    もうひとつ問題があり、パフォーマンスが悪い。ホスト側でアンチウィルスソフトの例外として VHD, Virtual PC を除外しても、改善せず。バーチャルマシーンの追加機能をインストールすると、Vista だとそこそこのスピードで動くようになる。今回は、むりやり Windows 7 をインストールしたのだが、追加機能はWindows 7用ではないはずなので十分なチューニングがなされていないのではないか。ちょっとこのスピードだと、使用に耐えない。Virtual PC for Windows 7 対応してくれないかな。

    Xbox 360からTwitterとFacebookを利用可能に

    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091113/340527/

    によると、 マイクロソフトは2009年11月13日、ゲーム機「Xbox 360」の会員制インターネットサービス「Xbox LIVE」で、同月17日から米大手SNS「Facebook」とミニブログ「Twitter」を利用可能にすると発表した。11月17日よりXbox LIVEのポータル上に「マイ コミュニティー」チャンネルを開設し、TwitterとFacebookのアプリケーションを配信する。ただし、「ゴールドメンバーシップ」に加入した18歳以上の層を対象。

    USB接続のグラフィックアダプターの使用感

    24インチディスプレイを買ったので、17インチ2枚と、24インチ1枚の3枚構成が可能なはずだったのに、グラフィックボードがデュアルしかサポートしていないので、悲しい2枚構成でした。
    そこで、USB接続のグラフィックアダプターを購入してみました。
    http://www.iodata.jp/product/tv/ga/usb-rgb_d/index.htm

    OS はWindows 7ですが、USBにさすだけでドライバーを自動認識してくれて、ドライバーをインストールすることなく、接続できました。すばらしい。
    USBなのに、ビデオを流してみても、表示的にはカクカク感もなく、全く問題ない。

    と思って、ちょっと使っているとことですが、ウィンドウを移動した瞬間、文字がにじむような感じになります。つまり、画面の書き換えを行う瞬間、データ転送速度が追い付いていないような感じでちょっと気持ち悪いです。

    やっぱり、マルチモニターにするなら、ディスプレーカードがお勧めですね。

    Windows 7 に Virtual Server 2005 R2 SP1 をインストールできない

    Windows 7 に Virtual Server をインストールしようとすると、

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    というプログラム互換性アシスタントダイアログが表示される。

    オンラインで解決策の有無を確認する ボタンを押しても、

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    というように、解決策が見つかりませんとなり、インストールできない。

    インストーラの setup.exe を右クリックして

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    互換性のトラブルシューティングを選択し、プログラムの互換性ダイアログより”推奨設定を使用する”を選択してみる。

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    すると、Windows 互換モード: Windows XP (Service Pack2) ディスプレイ:標準、UAC:標準

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    を選択し、プログラムの開始ボタンを押すと、ジャーン

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    だめ。

    しかたないので、Virtual PC 2007 SP1 をインストールして、とりあえずそれで動かそうと思ってインストールしてたところ、こちらはすんなりインストールできた。

    Virtual PC を実行してみると、必要なバーチャルマシン モニタドライバが見つかりません。とダイアログが表示されて動かない。

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    あれ?っと思って、管理者モードでインストールしなおしたら、無事起動した。

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    さて、Virtual Server が使えないのは、困った。