CPU 温度の取得に関するメモ

だんだんと暑い季節になってきて、Core2ではない Pentium 4 Dにとっては、辛い季節になってきました。室温が上がると、調子が悪くなるので、まじめに深刻な問題です。そこで、先日ケースにファンを増設したら、だいぶ効果があるようで、35度ぐらいでおちついていますが、CPUの温度のモニタリングしたいと思って、ちょっと調べてみました。

WMI の “Win32_TemperatureProbe” が一番まともな方法のようだが、現在のPC “ASUS P5LD2-V”, eee PC 1000 HE では、このインターフェースがサポートされていない模様。

いろいろ調べてみると、MSAcpi_ThermalZoneTemperature を使った記事がいくつかある

http://groups.google.co.jp/group/microsoft.public.win32.programmer.wmi/browse_thread/thread/d462fd6d271cc98d

が、そもそもそんな I/F の情報は MSDNに載っていない。もう使われていないということか?

さらに調べてみると、

http://kariunten.homeip.net/programming/winring0.html

にマザーボードのコントローラを直接操作する方法が載っていた。そうきますか~~~w。

と思って、そのコードを見てみると、

http://openlibsys.org/

で、Windowsからハードウェア(I/O port, MSR, PCI bus, and etc…)へのアクセスを可能とする WinRing0 が提供されているコードを利用している。

さらに、そこから

http://www.techpowerup.com/realtemp/

で、all Intel single Core, Dual Core, Quad Core and Core i7、さらにはNvidia のGPUの温度まで取得できるプロジェクトを発見。

試してみたが、Pentium 4 Dは、サポートされていない;;

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eee PC 1000 HE の Atom N280だと? 1℃  !  すばらしい CPUだ w

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ASUS からProbe II というモニターツールがあるから問題ないんだけどね。

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温度、ファン回転数ぐらい WMI でちゃんと取れるようにしてよね。>> MS

それより、せめてCore2にしろよという突っ込みは却下。

「CPU 温度の取得に関するメモ」への0件のフィードバック

  1. 宇宙仮面さんなのでそのままサンプルコードまでいっていただかないとw私はこのOpenLibSysを使ったサイドバーガジェットで温度監視してます。http://blog.orbmu2k.de/sidebar-gadgets/windows-sidebar-gadget-goes-ring-0なんせ一時期ノートのCPUが温度が高すぎ(70℃ほど)てクロック落ちてくるというような状況になったので。。。今は徹底的にほこりをブローして吸気周りの環境を改善したら50℃代に回復しました。

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