初音ミク XAML化計画

ようやく、すべてのパーツを ZAM 3Dにインポートするところまできました。ところが、くつかのテクスチャーがドロップしてしまいます。原因未調査です。次に、ZAM 3Dでパーツの関連を付けて、Bone も入れて、回転軸を調整したのが次の状態。

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これを Expression Blend で開いてみる。

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OKのように見えるが、オフセットが反映されていない。このため、そのままで頭を回転するとこんな情けないことに orz

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なんでだろう・・・

やっつけで、Blend で細かく調整すればできないことはないのだけれど、毎回ZAM 3Dからインポートするたびに調整していたのではやっていられないです。でも、今日は眠いのでここまでにして、調査は先送りにします。

今の段階でコンパイルして表示できるようになったので、データをアップしておきます。

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キオ式 初音ミクの XAML 化データに関しては、本家 キオ式アニキャラ3D の “当方の3Dデータ、動画の使用条件について” を参照してください。

キオ式 初音ミクの XAML 化データ   Miku Kio V2.zip  約 3MB

この時点での問題点を整理しておくと、

  • 一部のテクスチャーがインポートできない。
  • オフセットが反映されない。
  • 体をパーツにばらしている単純な方法なので、パーツの接続面が汚い。
  • 眼だけはパーツとして切り出しましたが、顔の表情が変えられない。
  • 指先を変えられない。これは、テーマソングのときに致命的*(意味不明)

とりあえず、デモ用の元データとしては使えそうですが、いまいちです。もう一人が Shade で切り出しているので、そちらの成果を期待しています。

初音ミク XAML化計画

六角から ZAM 3D にエクスポートすると、次のように座標軸がずれる。

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毎回、パーツごとに回転は大変なので、六角側で調整することにする。さて、六角側でどうすればちゃんとしたほうこうになるのか、立体の問題です。

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おおおっ、一発。

———— 以下、覚書 ————

六角で、[メニュー]→[ウィンドウ]→[数値設定ウィンドウ]を表示し、

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相対値にチェック

X…+90度、 Y… 0度、Z…180度  

角度設定ウィンドウで、右下に設定すると、六角で正面から見えるようになる。

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まとめてエクスポートできるかと思ったが、1つのジオメトリとして扱われてしまうので、やっぱりだめ orz

それに、複数まとめるとデータ量が多いせいか、ゲシュタルト崩壊 orz

ちまちまと1つづくエクスポートする必要あり orz

初音ミク XAML化計画

WaveFront Obj フォーマットにエクスポートした際に、1つの Geomerory になってしまう問題が解決。六角で作成したデータは同じレイヤーで作成していたためで、レイヤーを分けると、別のパーツとして認識してくれる。当たり前といえば当たり前なんだけど、気がつかなかった。

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これで WeveFront Obj フォーマットにエクスポートしたものを、Blend にインポートすると、各パーツごとにGeometory を扱えて好調! と思ったのですが、マテリアルが設定できない問題は相変わらず解決されていない。このため、色をつけると1つのパーツは同じ色になってしまうことが判明。 orz

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なかなか、楽しませてくれます。

初音ミク XAML化計画

ばらばらにぶった切った MIKU をXAML にして組み合わせてみると、切断面が汚らしい。それはわかっていたんだけど、突き抜けたり、ぽっかり穴があいたり、ちょっとひどい。

そこで、切断面を丸めないとだめか・・・と作り始めたところえ、えムナウさんから 福井の勉強会でデモするのにデータほしいとのこと。いい年した親父が二人、何やっているんだか・・・WPF のデモだったら、初音ミクじゃなくてもいいじゃない・・・と思いつつ・・・気持はよくわかるw 。おおおっと言わせてみたいよね。技術も大事だけど、デモは素材も大事。

ここまでやってしまった以上、最後まで・・・

ということで、ようやくパーツがそろった。

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これから、ZAM 3Dへインポート・・・

初音ミク XAML化計画

結局、KIO式MIKU をバラバラにしてしまいました。

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さらに、左手を肩からひじまで、肘から指先まで、足も腰から膝まで、膝からつま先までに分割。なんか、昔の着せ替え人形のようだ・・・

これを ZAM 3D で 組み合わせれば・・・

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どんなことができるのかは、わかっているんだけど・・・手間がかかる

・・・MIKU をXAML にして、動かしたからって、何の意味があるんだ・・・と思いつつ・・・馬鹿だな・・・と思いつつ・・・

初音ミク XAML化計画

オリジナルデータ: 六角標準骨入り初音ミク (Miku_Bone.6KT)

  • 六角から dxf フォーマットへ変換し、ZAM 3Dへ
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    このまま、Blend  へ
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    一応、10枚ほどのレイヤー情報は残る。
    だけど、レイヤーが手とか足とかではなく、マテリアルごとだし、骨もないため、動かしたい次元が異なっていてだめ。
  • 六角から obj フォーマットへ変換し、Blend へ持ってくる方法だと、レイヤーなし、マテリアルもなし。
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初音ミク XAML化計画

前回は、口の周りのデータがうまく処理できず残念な結果になってしまいました。そういう障害があると、どうしても突っ込んでいってしまう性格なので・・・

オリジナルデータ: キオ式 MIKU

  フォーマット サイズ ソフト 結果
(1) 初音ミク 簡易モデルVer.1.1S4用.6kt    約 12MB 六角 NG
(2) 初音ミク 簡易モデルVer.1.1S5用.6KT 約 3MB 六角 NG
(3) 簡易モデル.3ds   約 300KB 3D Studio
(4) Kio2.lwo 約 300KB Light Wave
(5) 簡易モデル.lwo 約 180KB Light Wave NG
(6) 簡易モデル.obj.obj 約 2MB Wavefront NG

いろいろあるので、片っぱしに

(1) 初音ミク 簡易モデルVer.1.1S4用.6kt
(2) 初音ミク 簡易モデルVer.1.1S5用.6KT

  1. 六角大王から dxf フォーマットへエクスポート
  2. この時点で22MB-27MB に膨れ上がる
  3. ZAM 3D にインポートしようとするとかなりの時間を要し、結果的には崩壊した3Dが表示される
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もう1つの方法

  1. 六角大王から obj フォーマットにエクスポート この時点で 27MB
  2. Expression Blend にインポートするが、テクスチャー、レイヤー情報なし
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(3) 簡易モデル.3ds

  1. 一度、Blender へインポート、そこから dxf フォーマットへ変換。
  2. ZAM 3Dへインポート
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レイヤー情報なし。マテリアル情報も一部おかしい。

(4) Kio2.lwo

  1. 一度、Blender へインポート
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  2. そこから、dxf へエクスポート、それをZAM 3D へインポート
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    レイヤー情報なし。マテリアル情報も一部おかしい。

(5)簡易モデル.lwo

  1. Blender へインポート。かなり荒い。
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  2. レイヤーがないため、べた塗になってしまう。
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(6) 簡易モデル.obj

  1. Blend のプロジェクトに直接インポート可能
  2. ただし、レイヤー情報がない。
  3. マテリアル情報もない。

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初音ミク XAML化計画

オリジナルデータ: http://fenyo-ru.hp.infoseek.co.jp/dlc.htm

  • オリジナルデータは、LightWave で作成。
  • Masa-Hatsune-miku.dxf を ZAM 3D にインポート。: OK
  • さらにレイヤー情報もうまく処理されている
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    Blend / VS 2008 へも持ってこれる。

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    ただし、作者によると、口周りに特殊な処理をしているということで、口の周りをうまく表示でない。

    すぐには対応できないとのこと。残念!